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TNまたはHER2陽性乳がんのIBTRに診断時年齢が関連

2020年10月20日  専門誌ピックアップ

新規診断I-III期トリプルネガティブ(TN)またはヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)陽性乳がんで、術前補助化学療法と乳房温存療法実施後に病理学的完全寛解(ypT0)を達成した患者を対象に、同側乳房内再発(IBTR)の危険因子を日本国内の多施設後ろ向きデータを用いて検討した。 中央値4.8年(範囲0.1-15.5年)の追跡で、5年無IBTR生存率は95.5%だった。乳がんのサブタイプに無IBTR生存率との関連は認められなかった。診断時年齢が40歳未満の患者は40歳以上の患者に比べて、無IBTR生存率が有意に低かった(5年無IBTR生存率87.7% vs. 96.9%、P=0.002)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...