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小児喘息、就学前の多面的介入で改善

2020年10月20日  JAMA Pediatrics

米国で、Head Start就学前プログラム(低所得世帯に早期教育や健康関連のサービスを包括的に提供)に登録した喘息小児398例(平均年齢4.2歳)を対象に、Head Startプラグラム内の喘息教育に喘息基本治療(Asthma Basic Care:ABC)家庭教育と組み合わせた介入による喘息改善効果を無作為化臨床試験で検討した。 その結果、Head StartプログラムとABCの併用により、Head Start喘息教育プログラム単独に比べて、12カ月の喘息制御が改善し(β=6.26、95%CI 1.77-10.75、P<0.001)、経口ステロイド薬による治療回数(β=-0.61、95%CI -1.13--0.09、P=0.02)と入院回数(オッズ比 0.36、95%CI 0.21-0.61、P<0.001)が減少した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォー...