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解剖学的TSA、ステムレスインプラントがステム付きに非劣性

2020年10月21日  The Journal of Bone & Joint Surgery

解剖学的人工肩関節全置換術(aTSA)を施行した肩関節265個を対象に、ステムレス上腕骨インプラントのステム付きインプラントに対する臨床的および放射線学的転帰での非劣性を前向き無作為化比較試験で検討。患者の平均年齢は62.6±9.3歳、99%の肩関節で一次診断が変形性関節症だった。 その結果、2年時の米国肩肘関節外科(ASES)スコア平均値がステムレス群92.5±14.9点、ステム付き群92.2±13.5点(非劣性のP<0.0001)だった。デバイス関連合併症の非発生率は92%、93%(同P=0.0063)で、緩みを示す放射線学的徴候は両群ともに確認されなかった。2年間の追跡で可動域測定値、ASESスコア、SANE(Single Assessment Numeric Evaluation)スコア、Constantスコアに有意差はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳し...