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ホジキンリンパ腫への2剤併用、評価項目未達も有効性示す

2020年10月21日  専門誌ピックアップ

60歳以上または標準化学療法に不適応の60歳未満の未治療の古典的ホジキンリンパ腫患者46例を対象に、1次治療に用いるブレンツキシマブ ベドチン+ニボルマブの有効性と安全性を多施設共同第II相単群試験で検討。主要評価項目は全奏効率とした。 その結果、25例を対象とした中間解析時の全奏効率は64%(代謝学的完全奏効52%、代謝学的部分奏効12%)だった。中間解析が事前定義された基準を満たさなかったため、試験は終了した。グレード4以上の有害事象にアミノトランスフェラーゼ上昇(1例)、リパーゼまたはアミラーゼ上昇(2例)などがあり、心停止による死亡1例は治療との関連が示唆された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...