1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. コロナ流行下のバーチャル妊婦健診モデルは満足度良好

コロナ流行下のバーチャル妊婦健診モデルは満足度良好

2020年10月22日  専門誌ピックアップ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下で妊婦健診の頻度を減らし、バーチャル受診を取り入れる妊婦健診モデルの効果を単施設で検証した。 電子医療記録データを解析した結果、週当たりの平均受診件数はCOVID-19モデル導入前の3カ月間で898件、導入後の3カ月間で761件と導入後に16.1%低下し、そのうちバーチャル受診が占める割合は10.8%から43.3%に増加、無断キャンセルの平均発生率は4.3%から4.2%と変化がなかった。妊娠20週以降の妊婦1690例、医師103人が回答したオンライン調査の結果、バーチャル受診でケアへのアクセスが改善したと回答した割合は妊婦68.8%、医師96.1%、バーチャル受診は安全だと回答した割合は53.3%、62.1%、バーチャル受診には血圧測定用カフが重要だと回答した割合は92.2%、95.5%、COVID-19対応モデルに満足していると回答した割合は77.5%、83.1%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Commu...