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潜因性脳卒中、高解像度血管壁イメージングでプラーク検出

2020年10月22日  専門誌ピックアップ

潜因性脳卒中(cryptogenic strokes)の診断を受け通常の画像診断で頭蓋内動脈障害が疑われる患者38例を対象に、高解像度血管壁イメージング(HR-VWI)を実施。7T HR-VWIで症候性アテローム性動脈硬化症のプラークを検出できるという仮定を検証した。 その結果、374の動脈セグメントで計153個の頭蓋内プラークが確認された。脳卒中の原因になり得る責任プラーク(36個)は非責任プラークに比べて、コントラスト増強比が高く、求心性(concentric morphology、P≦0.001)。CR 53以上の責任プラーク検出の感度は78%、陰性的中率は90%だった。CR 53以上(P=0.008)、50%以上狭窄(P<0.001)、求心性(P=0.030)が責任プラークの独立予測因子だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。)...