ECMO実施の心原性ショック、左心室アンロードで死亡減

静動脈体外式膜型人工肺（VA-ECMO）治療を実施した心原性ショック患者を対象に、左室アンロードと死亡率低下との関連を国際多施設共同コホート研究で検討。Impellaを使用して左心室アンロードを実施した255例と実施しなかった255例を比較した。 その結果、30日死亡率は左心室アンロード群で低く（ハザード比0.79、95％CI 0.63-0.98、P＝0.03）、サブグループで差はなかった。左心室アンロード群で合併症発現頻度が高かった（重度出血38.4％ vs. 17.9％、アクセス部位関連の虚血21.6％ vs. 12.3％、腹部コンパートメント 9.4％ vs. 3.7％、腎代替療法 58.5％ vs. 39.1％）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...