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生後3カ月間の完全母乳栄養、学齢期の喘息リスク低下

2020年10月27日  専門誌ピックアップ

PARIS出生コホートに登録された乳児3446人を対象に、1歳までの栄養法と8歳時の呼吸器の健康状態およびアレルギーの関連を検討した。 縦断的多次元クラスター分析の結果、主に通常人工乳摂取(クラスター1、45%)、生後3カ月まで完全母乳(クラスター2、27%)、プレまたはプロバイオティクス人工乳摂取のクラスター3(17%)、低アレルギー表示のある部分加水分解乳摂取(クラスター4、7%)、高度加水分解乳または大豆乳摂取(クラスター5、4%)のクラスターを特定した。クラスター1に比べると、クラスター2で8歳時の喘息リスクが低く、クラスター4で肺機能(FEV1、FVC)が有意に低く、呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)および感作リスクが高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...