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進行性類上皮肉腫でtazemetostatの臨床効果を確認

2020年10月27日  The Lancet Oncology

9カ国38施設で、INI1/SMARCB1欠失を伴う局所進行または転移性類上皮肉腫患者62例を対象に、選択的EZH2阻害薬tazemetostatの臨床的活性および安全性を第II相バスケット試験で検証した。 修正intention-to-treat解析の結果、データカットオフ時点の客観的奏効率は15%だった。追跡期間中央値13.8カ月で判定した奏効期間中央値は未到達で、32週時の疾患制御率は26%だった。奏効までの期間中央値は3.9カ月、無増悪生存期間中央値は5.5カ月、全生存期間中央値は19.0カ月だった。グレード3以上の治療関連有害事象は貧血(6%)、体重減少(3%)などだった。2例に治療関連の重篤な有害事象が認められた(発作1例、喀血1例)が、治療関連死は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこ...