単施設で特発性パーキンソン病(PD)患者887例のデータを収集し、アパシー(意欲の低下、無関心)と衝動制御障害(ICD)が意欲症状の両極にある独立した症状かを経験的に検証。アパシー、ICD、不安、うつ病の自己報告を基に気分および意欲障害(motivation disturbances)を分類した。 その結果、PD患者の29.0%にうつ病、40.7%に不安、41.3%にアパシー、27.6%にICD、17.0%にアパシーおよびICDがあった。治療を要するICDがある患者の61.6%が治療を要するアパシーを報告し、アパシーがある患者の41.3%がICD症状亢進を報告した。不安とうつ病の有病率は、アパシーおよびICDがある患者で最も高かった。気分は意欲障害を予測する人口統計学的変数と有意な相互作用を示した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記...
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