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体軸性脊椎関節炎に喫煙と社会経済的要因が影響

2020年10月28日  専門誌ピックアップ

DESIRコホートに登録された体軸性脊椎関節炎(SpA)患者406例を対象に、喫煙と画像検査結果の関連を検討。患者の52%は男性で、40%は喫煙者、18%はブルーカラー労働者だった。ベースライン、2年、5年時に脊椎および仙腸関節のX線画像およびMRI画像の評価を実施した。 その結果、いずれの評価時点でも、ブルーカラー労働者(β=5.41)および低学歴(β=2.65)の患者で、喫煙がMRI検査での仙腸関節炎検出率増加と独立の関連を認めた。全例で、社会経済学的因子や潜在的交絡因子に関係なく、喫煙に脊椎炎(β=1.69)および仙腸関節損傷(β=0.57)との有意な関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...