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各種避妊法で子宮外妊娠リスクは違うのか

2020年10月29日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

女性9256例を対象とした前向きコホート研究(Contraceptive CHOICE Project)の2次解析で、避妊法による子宮外妊娠リスクの違いを検討。避妊法(子宮内避妊具[IUD]、インプラント、避妊薬注射法、経口避妊薬[OC]、パッチ、リング)の使用は避妊なしまたはコンドーム使用に比べ子宮外妊娠率が低いとの仮説を立てた。 2万381人年の追跡で子宮外妊娠13件を特定し、そのうち7件は避妊およびバリア避妊法なし群、6件は避妊法使用群だった。1000人年当たり子宮外妊娠発生率は避妊法なし/コンドーム使用群6.90、レボノルゲストレルIUD使用群0.50、銅付加IUD使用群0.46、OC/パッチ/リング使用群0.22、インプラント群0、デポメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(DMPA)群0だった。避妊法なし/コンドーム使用群に比べレボノルゲストレルIUD群(未調整ハザード比0.06、95%CI 0.02-0.23)、銅付加IUD群(同0.08、0.01-0.62)、OC/パッチ/リング群(同0.04、0.01-0.37)で子宮外妊娠リスクが低かった。 この記事への読者の皆様(...