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コロナ渦で急性虫垂炎の保存的治療増加

2020年10月29日  専門誌ピックアップ

COVID-19流行中の急性虫垂炎患者の治療に関するオンライン調査を実施し、66カ国の外科医709人の回答を解析した(ACIE Appy試験)。 その結果、複雑性または単純性虫垂炎の保存的治療実施率は流行前6.6%と2.4%、流行中23.7%と5.3%だった(いずれもP<0.001)。流行初期には、専門家グループの一般的だが科学的根拠のない助言に従い、回答者の3分の1が腹腔鏡手術から開腹手術へ手術法を変更していた。虫垂炎で入院した患者数は全体的に減少していた。回答した外科医の3分の1が、受診患者は通常よりも虫垂炎重症度が高いと感じていた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...