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内視鏡の腫瘍検出能はLCIの方がWLIより高い

2020年10月31日  Annals of Internal Medicine

日本国内の19施設で、新規画像強調観察法linked color imaging(LCI)と白色光観察(WLI)による内視鏡の腫瘍性病変検出能を無作為化比較試験で比較。消化管がんの既往がある患者および現在消化管がんがある患者計750例をLCI後にWLIを実施するグループ(LCI群)、752例をWLI後にLCIを実施するグループ(WLI群)に割り付けた。 その結果、初回検査で1個以上の腫瘍性病変ありと診断を受けた患者の割合はLCI群の方がWLI群よりも高かった(8.0% vs. 4.8%、リスク比1.67、95%CI 1.12-2.50、P=0.011])。初回検査で1個以上の腫瘍性病変を見落とした割合は、LCI群の方がWLI群よりも低かった(0.67% vs. 3.5%、同0.19、0.07- 0.50)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください...