妊婦の要望による帝王切開実施率、国の経済状況が影響

世界での妊婦の要望による帝王切開（CDMR）実施率を系統的レビューおよびメタ回帰解析で検討。観察研究の論文31件（14カ国、出生500万件）を対象とし、全出産件数に占めるCDMR数の割合を絶対比率（absolute proportion）、全帝王切開件数に占めるCDMR数の割合を相対比率（relative proportion）として算出した。 その結果、全出産件数に占めるCDMR発生の絶対比率は0.2％から42.0％まで、研究およびサブグループ間で有意なばらつきが見られた。質-効果メタ回帰により、CDMR変動の絶対的割合の84％、相対的割合の76％が国の経済状況および試験実施年の影響を受けたものだということが示唆された。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...