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再発難治性濾胞性リンパ腫、tazemetostatの奏効持続確認 

2020年11月1日  The Lancet Oncology

9カ国38施設で、2通り以上の全身療法歴がある再発性または難治性濾胞性リンパ腫患者99例を対象に、EZH2阻害薬tazemetostatの活性および安全性を第II相非盲検試験で検証。対象例中45例はEZH2変異陽性だった。データカットオフ時の追跡期間中央値は変異陽性患者群22.0カ月、野生型患者群35.9カ月だった。 客観的奏効率は変異患者群69%、野生型患者群35%、奏効期間中央値は10.9カ月、13.0カ月、無増悪生存期間中央値は13.8カ月、11.1カ月だった。全体で発生したグレード3以上の治療関連有害事象は血小板減少症(3%)、好酸球減少症(3%)、貧血(2%)だった。重篤な治療関連有害事象発生率は4%で、治療関連死は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...