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高齢の精神科入院患者はCOVID-19感染高リスク

2020年11月1日  専門誌ピックアップ

英ロンドンのメンタルヘルス・トラスト5施設で、入院中の高齢患者および若年性認知症患者344例を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の有病率や生存転帰を後ろ向き観察研究で検討した。 その結果、2020年3月1日から4月30日までに131例がCOVID-19の診断を受け、期間有病率は38%だった。COVID-19患者の平均年齢は75.3歳、52%が女性、36%が少数民族だった。16例(12%)は無症状で、121例(92%)でCOVID-19関連の併存疾患が見られた。74例(56%)が認知症を呈し、そのうち13例(18%)が若年性認知症だった。19例(15%)が試験期間中に死亡し、いずれもCOVID-19関によるものと判定された。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...