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GLP-1受容体作動薬で2型DM患者の喘息増悪抑制

2020年11月3日  専門誌ピックアップ

喘息を併発した2型糖尿病成人患者を対象に、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬の喘息増悪抑制効果を実薬対照後ろ向きコホート研究で検討。GLP-1受容体作動薬(448例)、ナトリウム-グルコース共輸送体-2(SGLT-2)阻害薬(112例)、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害薬(435例)、スルホニル尿素薬(2253例)または基礎インスリン(2692例)を開始した患者を解析に含めた。 その結果、6カ月間の喘息増悪回数は、GLP-1受容体作動薬群(基準群)の方が、SGLT-2阻害薬群(発生率比2.98、95%CI 1.30-6.80)、DPP-4阻害薬群(同2.45、1.54-3.89)、スルホニル尿素薬群(同1.83、1.20-2.77)および基礎インスリン群(同2.58、1.72-3.88)よりも少なかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは...