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眼瞼下垂にオキシメタゾリン点眼が有望

2020年11月4日  JAMA Ophthalmology

米国で無作為化多施設第III相試験2件に参加した上方視野障害を伴う後天性眼瞼下垂症患者計296例を対象に、オキシメタゾリン塩酸塩0.1%点眼薬の有効性および安全性を統合解析で検討した。 その結果、オキシメタゾリンでLeicester Peripheral Field Testの平均視認点数が有意な増加し、1日時でオキシメタゾリン群5.9点、基剤群1.8点(平均差4.07、95%CI 2.74-5.39、P<0.001)、14日時で7.1点、2.4点(同4.74、3.43-6.04、P<0.001)だった。このほか、ベースラインからのmarginal reflex distance 1(MRD1)も有意に増加し、平均変化量は1日時で0.96mm、0.50mm(同0.47mm、0.27-0.67、P<0.001)、14日時で1.16mm、0.50mm(同0.67mm、0.46-0.88、P<0.001)だった。治療による有害事象の発生率はオキシメタゾリン群31.0%、基剤群35.6%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメン...