ICS/LABA頓用で喘息増悪短期リスク減

軽症喘息患者をテルブタリン頓用、ブデソニド・ホルモテロール配合剤（ICS/LABA）頓用、ブデソニド維持療法（ブデソニド1日2回＋テルブタリン頓用）に無作為に割り付けて比較したSYGMA 1試験の事後解析（評価可能例3836例）を実施。1日の吸入数による重度増悪の短期リスクを検討した。 その結果、テルブタリン頓用と比較すると、1日に2吸入超の頓用後21日間の重度増悪の調整ハザード比は、ブデソニド・ホルモテロール配合剤0.27（95％CI 0.12-0.58、P＝0.0008）、ブデソニド維持療法0.39（0.19-0.79、P＝0.0091）、1日に4吸入超の頓用後の同比はそれぞれ0.24（0.10-0.62、P＝0.0030）、0.30（0.13-0.72、P＝0.0065）、1日に6吸入超の頓用後の同比はそれぞれ0.14（0.02-1.06、P＝0.057）、0.43（0.14-1.26、P＝0.12）だった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事...