1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. TAVRのACURATE neo、CoreValve Evolutに対する非劣性示せず

TAVRのACURATE neo、CoreValve Evolutに対する非劣性示せず

2020年11月6日  専門誌ピックアップ

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)を施行した患者796例を対象に、自己拡張型バイオプロテーゼACURATE neoとCoreValve Evolutの転帰を無作為化臨床試験で検討(SCOPE 2試験)。主要評価項目は1年時の全死因死亡または脳卒中で、CoreValve Evolutに対するACURATE neoの非劣性を評価した。 その結果、主要評価項目はACURATE neo群の15.8%、CoreValve Evolut群の13.9%に発生し、ACURATE neoの非劣性は示されなかった(絶対リスク差1.8%、片側95%以上信頼限界6.1%、非劣性に対するP=0.0549)。30日間の新たな永久的ペースメーカー植え込み率は、それぞれ10.5%、18.0%だった(P=0.0027)。30日および1年時の心臓死(いずれもP=0.03、P=0.01)、30日時の中等度または重度の大動脈弁逆流症(P=0.002)はACURATE neo群の方が有意に多かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、...