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緑内障のレーザー治療、高眼圧ほど奏効率高い

2020年11月7日  専門誌ピックアップ

米国眼科学会のIntelligent Research in Sight(IRIS)レジストリから2013-18年にレーザー線維柱帯形成術(LTP)を施行した緑内障患者26万3480例を抽出し、LTP奏効の関連因子を後ろ向きコホート研究で検討。LTP8週後の眼圧低下度20%未満を非奏効、20%超を奏効とした。 その結果、奏効率は全体で36.9%、試験開始時の眼圧が24mmHg超の眼では68.8%だった。試験開始時の眼圧が高い眼ほど、非奏効オッズが低くなった(3mmHg上昇でオッズ比0.60、P<0.0001)。隅角後退(オッズ比2.46、P<0.0001)、ぶどう膜炎(同1.50、P<0.0001)および無水晶体眼(同1.55、P=0.0259)があると非奏効のオッズが上昇した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿は...