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超低リスクALL患児は低強度治療が奏効

2020年11月7日  専門誌ピックアップ

寛解導入療法19日目と終了時に臨床病理学所見が良好で、骨髄中の微小残存病変(MRD)が0.01%未満だったB細胞急性リンパ芽球性白血病(B-precursor ALL)患児200例を対象に、MRD 0.001%以上0.01%未満が低強度レジメン後の転帰に及ぼす影響を検討した その結果、5年無再発生存率は89.5%、総生存率は95.5%、5年間の寛解累積発生率(CIR)は7%だった。19日目のMRDが0.001-0.01%だったのは29例で、この患児の5年CIRは、残存白血病細胞が検出されなかった患児の5年CIRよりも有意に高かった(17.2%±7.2% vs 5.3%±1.7%、P=0.02)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...