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双極性障害に心理療法併用で再発率低下 メタ解析

2020年11月8日  JAMA Psychiatry

双極性障害に用いる定型化した心理療法が再発抑制や症状安定にもたらす効果を系統的レビューとネットワークメタ解析で検討。薬物療法+定型化した心理療法[認知行動療法、家族または同席(conjoint)療法、対人関係療法、心理教育療法]と薬物療法+対照介入(支持療法、通常治療など)を比較した無作為化試験39件(対象計3863例)を対象とした。 その結果、利用可能な情報が得られた2群間試験20件で、定型化した心理療法によって対照治療に比べて再発率が低下した(オッズ比0.56、95%CI 0.43-0.74)。通常治療に比べて、認知行動療法(症状重症度スコアの標準化平均差-0.32、95%CI -0.64--0.01)、家族または同席療法(同-0.46、-1.01-0.08)、対人関係療法(同-0.46、-1.07-0.15)によって抑うつ症状が安定した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません...