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進行RCCのペムブロリズマブ+アキシチニブ、長期有効性を確認

2020年11月9日  The Lancet Oncology

未治療の進行腎細胞がん(RCC)患者861例でペムブロリズマブ+アキシチニブ併用療法またはスニチニブ単剤療法による1次治療を比較した無作為化非盲検第III相試験(KEYNOTE-426試験)の延長追跡調査を実施し、長期の有効性と安全性を検討した。 中央値30.6カ月の追跡で、併用療法とスニチニブ単剤に比べて、全生存期間(中央値未到達 vs. 35.7カ月、ハザード比0.68、95%CI 0.55-0.85、P=0.0003)と無増悪生存期間(中央値15.4カ月 vs. 11.1カ月、同0.71、0.60-0.84、P<0.0001)が良好だった。グレード3以上の特に頻度の高い治療関連有害事象に、高血圧(併用療法群22% vs. スニチニブ単剤療法群20%)、アラニンアミノトランスフェラーゼ上昇(13% vs. 3%)、下痢(11% vs. 5%)があった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるもので...