1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 急性心筋梗塞、院外心停止の危険因子を特定

急性心筋梗塞、院外心停止の危険因子を特定

2020年11月9日  Journal of the American College of Cardiology

経皮的冠動脈インターベンションを実施した急性心筋梗塞患者480例を対象に、院外心停止(OHCA)を呈した患者の特徴を院外心停止がなかった患者と後ろ向き研究で比較した。 その結果、多変量解析で院外心停止との有意な関連が認められたのは、年齢(5歳当たりのオッズ比0.8、95%CI 0.7-0.9、P<0.001)、推算糸球体濾過量(eGFR、10mL/分/1.73m2当たりのオッズ比0.8、0.7-0.8、P<0.001)、最大CK-MB値(102U/L当たりのオッズ比1.3、1.2-1.4、P<0.001)、カルシウム拮抗薬の使用(オッズ比0.4、0.2-0.7、P=0.002)、左冠動脈主幹部の責任病変(同5.3、1.9-15.1、P=0.002)および慢性完全閉塞(同2.9、1.5-5.7、P=0.001)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確...