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前立腺がんの監視療法はアフリカ系米国人にも安全か

2020年11月10日  Journal of the American Medical Association

低リスク前立腺がんがあり積極的監視療法を実施したアフリカ系米国人男性患者と非ヒスパニック系白人男性の臨床転帰を比較する後ろ向きコホート研究を実施。主な指標は、中等度以上のリスクへの病勢進行、根治的治療、転移、前立腺がん特異的死亡、全死因死亡とした。 追跡期間中央値7.6年で、アフリカ系米国人男性(2280例、年齢中央値63.2歳)と非ヒスパニック系白人男性(6446例、同65.5歳)の各指標の10年累積発生率は、病勢進行59.9%と48.3%(差11.6%、95%CI 9.2-13.9%、P<0.001)、根治的治療54.8%と41.4%(同13.4%、11.0-15.7%、P<0.001)、転移1.5%と1.4%(同0.1%、-0.4-0.6%、P=0.49]、前立腺がん特異的死亡1.1%と1.0%(同0.1%、-0.4-0.6%、P=0.82)、全死因死亡22.4%と23.5%(同1.1%(-0.9-3.1%、P=0.09)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctor...