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非ホジキンリンパ腫のATLとPTCL-NOS、発症率が増加傾向

2020年11月12日  専門誌ピックアップ

大阪府がん登録から、1977-2014年に診断を受けた成人T細胞白血病-リンパ腫(ATL)患者1274例、非特定型末梢性T細胞リンパ腫(PTCL-NOS)患者1143例を特定。新たな薬剤や造血細胞移植を組み入れた治療戦略が実環境で臨床転帰改善に寄与しているかを調査するため、両疾患の発症率と臨床転帰の経時的変化を後ろ向き解析で検討した。 その結果、両疾患ともに発症率が徐々に増加し、診断時の年齢も高くなる傾向が見られた。3年総生存率は、ATL患者群で1977-99年12.0%、2000-08年12.4%、2009-14年17.5%(P<0.001)、PTCL-NOS患者群では27.6%、36.2%、35.0%だった(P=0.049)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...