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非転移性前立腺がんの新病期分類で予後予測能が改善

2020年11月12日  JAMA Oncology

根治的治療を受けた非転移性前立腺がん患者1万9684例(STAR-CAPコホート)のデータを基に、治療前に予後を予測する新たな病期分類システムを開発し、前立腺がん特異的死亡率(PCSM)予測能を検証した。 年齢、T病期、N病期、グリーソン分類、治療前の血清前立腺特異抗原(PSA)値、生検の陽性コア率を変数に含めた。検証セットでは、スコアに基づき9段階に分類したステージの10年PCSM予測は0.3%から40.0%だった。10年C-indexは0.796で、AJCC(米国がん合同委員会)第8版の0.757を上回った。この新分類システムは、NCCN(全米総合がんセンターネットワーク)の3段階と4段階のリスク分類(10年C統計量:NCCN 3段階0.729、4段階0.746 vs. 新分類0.794)およびCAPRA(同0.760 vs. 新分類システム0.782)に比べて優れた識別能を示した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なりま...