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転移性RCC、ニボルマブ+イピリムマブで奏効率改善せず

2020年11月13日  専門誌ピックアップ

免疫チェックポイント阻害薬(ICI)を用いた治療歴がない転移性腎細胞がん(RCC)患者69例を対象に、奏効結果に基づくICI治療戦略を第II相アダプティブ試験で検討した(OMNIVORE試験)。追跡期間中央値は19.5カ月だった。 6カ月間のニボルマブ投与後に12例が部分奏効(PR)または完全奏効(CR)を達成したためニボルマブ治療を中止し(A群)、57例に安定または進行が見られたためイピリムマブを追加した(B群)。A群の1年間以上のニボルマブ休薬維持率は42%だった。B群では2例が部分奏効に転じた(4%)が、完全奏効に転じた例はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...