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炎症性腸疾患患者は慢性副鼻腔炎発症リスクが高い

2020年11月12日  専門誌ピックアップ

台湾全民健康保険データに登録された炎症性腸疾患(IBD)成人患者8313例と年齢、性別などでマッチさせた対照者3万3252例を対象に、IBD患者の慢性副鼻腔炎発症リスクを全国集団ベース研究で検討した。 その結果、IBD群の慢性副鼻腔炎発症リスクは対照群より1.26倍高かった。表現型別のリスクは、潰瘍性大腸炎1.73倍(同1.48-2.05)、クローン病1.20倍(同1.11-1.29)だった。年齢で層別化した解析で、50-64歳のIBD患者の慢性副鼻腔炎発症リスクが最も高く(調整後ハザード比1.37、95%CI 1.18-1.59)、追跡期間別では2年未満の追跡で最もリスクが高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...