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遺伝性血管性浮腫の発作抑制にberotralstatが有効

2020年11月12日  専門誌ピックアップ

11カ国40施設で、C1インヒビター欠損症による遺伝性血管性浮腫(HAE)患者120例を対象に血漿カリクレイン阻害薬berotralstat(BCX7353)1日1回経口投与の有効性、安全性、忍容性を検討する第III相無作為化試験を実施(APeX-2試験)。主要評価項目は、24週間の治療期間中に治験責任医師が確認したHAE発作の発生率とした。 その結果、1カ月当たりのHAE発作率は、プラセボ群2.35件、berotralstat 110mg群1.65件(P=0.024)、同150mg群1.31件(P<0.001)だった。プラセボ群より発生頻度が高かったberotralstat群の有害事象は、腹痛、嘔吐、下痢、背部痛で、薬剤関連の重篤有害事象は報告されなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...