1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. NSCLC、ペムブロリズマブにRT併用で転帰改善

NSCLC、ペムブロリズマブにRT併用で転帰改善

2020年11月14日  専門誌ピックアップ

遠隔転移がある非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした無作為化試験2件(PEMBRO-RT試験とMDACC試験)のプール解析(対象148例)を実施し、放射線治療によるペムブロリズマブを用いた免疫療法の奏効率改善効果を検討。追跡期間中央値は33カ月間だった。 その結果、ペムブロリズマブ群とペムブロリズマブ+放射線治療群の最高照射範囲外(アブスコパル)奏効率(ARR)は19.7%、41.7%(オッズ比2.96、95%CI 1.42-6.20、P=0.0039)、アブスコパル病勢制御率(ACR)は43.4%、65.3%(同2.51、1.28-4.91、P=0.0071)、無増悪生存期間中央値は4.4カ月、9.0カ月(ハザード比0.67、95%CI 0.45-0.99、P=0.045)、全生存期間中央値は8.7カ月、19.2カ月(同0.67、0.54-0.84、P=0.0004)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。...