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iadademstat、AML対象ヒト初回投与試験の結果有望

2020年11月16日  専門誌ピックアップ

再発または難治性急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、ファースト・イン・クラスのリシン特異的脱メチル化酵素(LSD1)阻害薬iadademstat(ORY-1001)単剤療法の安全性と忍容性をヒト初回投与第I相用量漸増および延長コホート試験で検討した。 用量漸増試験で27例を対象に28日投与サイクルの各週1-5日目にiadademstat(5-220µg/m2/日)を投与し、140µg/m2/日単剤投与を推奨用量に決定した。MLL/KMT2A再構成AML患者を含む延長試験では全14例に推奨用量を投与した。ほとんどの有害事象(AE)は予想されていたもので、骨髄抑制と非血液学的AE(感染症、無力症、粘膜炎、下痢など)があった。用量漸増群の1例に血球数の回復がない完全寛解が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿...