1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 長期的な騒音曝露が高齢者の認知症リスクに影響

長期的な騒音曝露が高齢者の認知症リスクに影響

2020年11月16日  Alzheimer's & Dementia

米Chicago Health and Aging Projectに参加する高齢者(65歳以上)5227例を対象に、居住地域での長期的な騒音への曝露と認知症の関連を調査。3年ごとに認知機能を評価し、空間予測モデルを用いて評価前5年間の騒音水準を推定した。 その結果、騒音が10dBA増加すると、軽度認知障害有病率のオッズが36%(オッズ比1.36、95%CI 1.15-1.62)、アルツハイマー病有病率のオッズが29%上昇した(同1.29、1.08-1.55)。騒音に、知覚速度の低下(10dBA当たり-0.09標準偏差、95%CI -0.16--0.03)などの全体的な認知能力の悪化との関連が認められたが、認知能力低下との一貫した関連は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...