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MIS-C患児は房室ブロックリスク高い

2020年11月16日  専門誌ピックアップ

小児小児多系統炎症症候群炎症症候群(MIS-C)で入院した21歳以下の患者25例を対象に、不整脈の発生率と心電図(ECG)の変化を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、14例(56%)にECG異常が認められた。5例(20%)が発熱6日目(中央値)で第1度房室ブロックを来し、4例が第2度または第3度房室ブロックに進行した。房室ブロックを発症した全例が発症前にICUに入室しており、心エコーで心室機能不全が認められた。7例(28%)に補正QT間隔(QTc)延長、14例(56%)に非特異的ST変化が見られた。1例が異所性心房頻拍を発症し、心室性不整脈を発症した患者はいなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...