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ロボ支援前立腺全摘、レチウス腔温存で早期尿禁制達成

2020年11月17日  専門誌ピックアップ

経験豊富な外科医3人が執刀した標準ロボット支援前立腺全摘除術(RARP)201例とレチウス腔温存ロボット支援前立腺全摘除術(RS-RARP)282例の転帰を患者と医師から前向きに収集したデータを用いて比較。患者報告転帰の指標として、ベースラインと術後7日、1、3、6、9、12カ月時の排尿機能、勃起機能、QOLを評価した。 その結果、RS-RARP群はRARP群に比べて、早期の尿禁制率が高く(70.4% vs. 58.1%、P=0.02)、夜尿有病率(P=0.011)と煩わしさ(P=0.009)が低く、その後は有意差がなかった。このほか、機能転帰、QOL転帰(術後1週時を除く)、周術期パラメータ、合併症、切除断端陰性率に差はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...