肥満1型DM、肥満手術で心血管・死亡リスク低下

スウェーデンで、ルーワイ胃バイパス術（RYGB）を施行した1型糖尿病（DM）肥満患者387例と年齢、性別、BMI、暦時間でマッチさせた1型DM肥満患者387例を対象に、手術の長期的有益性と合併症の可能性を全国コホート研究で検討。患者データ取得にNational Diabetes RegisterとScandinavian Obesity Surgery Registryを用いた。 最長9年間の追跡期間で、RYGB群で心血管疾患（ハザード比0.43、95％CI 0.20-0.9）、心血管死（同0.15、0.03-0.68）、心不全による入院（同0.32、0.15-0.67）および脳卒中（同0.18、0.04-0.82）のリスクが低かった。術後に重篤な高血糖イベント（ハザード比1.99、95％CI 1.07-3.72）および物質乱用（同3.71、1.03-3.29）のリスクが上昇した。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。ま...