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大うつ病性障害の治療にサイロシビン併用が有効

2020年11月20日  JAMA Psychiatry

支持的心理療法を実施している大うつ病性障害患者27例を対象に、サイロシビン併用の効果を無作為化試験で検討。15例を即時治療群、12例を8週遅れて治療を開始する遅延治療群に割り付けた。主要評価項目は、うつ病重症度とし、GRIDハミルトンうつ病評価尺度(GRID-HAMD)を用いて評価した。24例が治療を完遂した。 その結果、即時治療群のセッション1週後と4週後のGRID-HAMDスコア(平均8.0点、8.5点)は、遅延治療群の試験登録後5週後と8週後(即時治療群の1週後と4週後に相当)のスコア(23.8点、23.5点)よりも有意に低かった。5週後(Cohenのd=2.2、95%CI 1.4-3.0、P<0.001)と8週後(同2.6、1.7-3.6、P<0.001)に大きな効果量が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコ...