ケトジェニック飲料で軽度認知障害者の認知機能改善

軽度認知障害（MCI）患者83例を対象に、ケトン体産生を誘導する中鎖脂肪酸（MCT）を含むケトジェニック飲料摂取によるMCI改善効果を6カ月間の無作為化プラセボ比較試験で評価した。 飲料摂取介入前スコア、性別、年齢、教育、アポリポタンパク質E4を共変量として調整した共分散分析の結果、プラセボ群と比較すると、ケトジェニック飲料群で自由再生と手がかり再生（試験1：P＝0.047）、言語流暢性課題（カテゴリー：P＝0.024）、ボストン呼称検査（正解の合計：P＝0.033）、Trail-Making Test（エラーの合計：P＝0.017）に有意な改善が見られた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...