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フランスの経皮的腎生検後の大出血率5%

2020年11月21日  専門誌ピックアップ

2010-18年にフランスで経皮的腎生検を実施した5万2138例の患者を対象に、生検後の大出血リスクを後ろ向きコホート研究で検討。輸血、出血または血腫、血管造影介入、腎摘出を大出血と定義した。 その結果、生検8日後の大出血発生率は5%だった。30日時の死亡率は出血発生群3%、非発生群0.9%で、大出血が死亡の独立した危険因子だった(オッズ比1.95、95%CI 1.50-2.54、P<0.001)。貧血、血小板減少症、フレイル指数、がん、チャールソン指数、肥満など19個の大出血危険因子に基づき算出する術前出血リスクスコアの合計点で層別化すると、出血リスクは最低値群(0-4点)で0.4%、最高値群(35点以上)では33%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...