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3D内視鏡の腫瘍識別能とESDマーキング精度、2Dより正確

2020年11月22日  Surgical Endoscopy

日本医科大学で、表在性胃腫瘍(早期胃がん26個、胃腺種2個)に対する3D内視鏡と2D内視鏡の識別能と内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)施行時のマーキング精度を予備研究で比較。組織切片の病理学的腫瘍縁と内視鏡観察下の腫瘍縁間の距離に基づき、マーキングの精度を評価した。 その結果、3D内視鏡の病理学的腫瘍縁と内視鏡観察下腫瘍縁間の平均距離(1.03±0.80mm)は、2D内視鏡(1.94±1.96mm)より有意に短かった(P=0.002)。マーキングの技術的な容易さと識別の全側面に対する視覚的アナログ尺度は、3D内視鏡の方が2D内視鏡より有意に優れていた(いずれもP<0.01)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...