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後天性全身性無汗症の半数にステロイドパルス法が有効か

2020年11月24日  専門誌ピックアップ

日本国内で特発性後天性全身性無汗症へのステロイドパルス療法を受けた患者124例のデータを後ろ向きに収集し、治療反応性を検討。さらに、ステロイドパルス療法に反応した患者57例を対象にtime-to-event解析を実施して治療後の再発率を推定した。 その結果、奏効率は73%、再発率は48%だった。再発率を考慮すると、ステロイドパルス療法の全般的有効性は57%と推定された。発症後の治療の遅れと若年齢が治療の有効性に関連を示す負の要因だと考えられた。治療と再発いずれでも季節が重大な影響を及ぼし、日本の秋は特発性後天性全身性無汗症に最も不良な季節だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...