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腫瘍性骨軟化症のブロスマブ、中間解析で臨床的有用性示す

2020年11月24日  専門誌ピックアップ

腫瘍性骨軟化症患者13例を対象に、ブロスマブの有効性と安全性を評価する多施設共同非盲検個体内用量調整第II相試験を実施。112週時までの中間解析結果が報告された。患者に4週間ごとにブロスマブ0.3-2.0mg/kg投与した。 その結果、主要評価項目の空腹時平均血清中リン濃度は、ブロスマブ初回投与後に上昇し、14週から112週まで正常範囲内にあった。骨バイオマーカーは初め上昇し、16週または24週時に最高値となり、その後徐々に低下した。病勢進行を認めた1例、同意を撤回した1例が投与を中止した。忍容性はおおむね良好で、グレード3以上の治療関連の試験治療下発現有害事象は認められなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...