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アルコール離脱治療中の認知バイアス修正が有効

2020年11月24日  JAMA Psychiatry

神経疾患または外傷性脳損傷のない中等症ないし重症アルコール使用障害の入院患者を対象に、アルコール離脱治療中の認知バイアス修正(CBM)トレーニングが退院後2週間の禁酒率を高めるという仮説を無作為化臨床試験で検証した。 その結果、無作為化した患者300例(CBM群147例、偽CBM群 153例)中、248例が治療介入を終了し、272例が追跡調査を完了した。禁酒率は偽CBM群42.5%、CBM群54.4%で、差は11.9%(P=0.04)だった。4日間連続で実施した全CBMトレーニングセッションと追跡調査を完了した参加者を対象としたper-protocol解析では、禁酒率の群間差は17.0%(P=0.008)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...