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エジンバラ産後うつ病質問票の至適閾値

2020年11月25日  British Medical Journal

妊娠中および産後女性の大うつ病スクリーニングに用いるエジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)の精度二変量効果モデルを用いた参加者個人データ(IPD)のメタ解析で評価。EPDSの推定感度および特異度を半構造化面接法、構造化面接法[精神疾患簡易構造化面接法(MINI)は除外]およびMINI診断面接法と比較した。 その結果、閾値11点以上で感度と特異度の統合値が最大となった。閾値13点以上では、感度は低下したが、特異度は上昇した。半構造化面接法と比較した研究(36件、参加者9066例中1330例が大うつ病)では、感度と特異度は、閾値10点以上でそれぞれ0.85(95%CI 0.79-0.90)と0.84(95%CI 0.79-0.88)、11点以上で0.81(0.75-0.87)と0.88(0.85-0.91)、13点以上で0.66(0.58-0.74)と0.95(0.92-0.96)だった。精度は、妊娠中女性と産後女性の参照基準およびサブグループともに同等だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で...