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発作性AF、冷凍アブレーションが薬物療法より優位

2020年11月25日  New England Journal of Medicine

発作性心房細動(PAF)患者203例を対象に、初期治療に用いる冷凍バルーンアブレーションの安全性と有効性を評価する多施設共同試験を実施。洞調律維持療法歴がない18-80歳のPAF患者を抗不整脈薬(クラスIまたはIII)投与群と冷凍バルーンによる肺静脈隔離術群に1対1の割合で無作為に割り付けた。主要有効性評価項目は、治療成功(90日のブランキング期間後に初期の手技失敗または心房性不整脈の再発がないこと)とした。 冷凍アブレーション群の97%が初期の手技成功を達成した。12カ月時の治療成功率のカプラン・マイヤー推定値は、冷凍アブレーション群74.6%、薬物療法群45.0%だった(P<0.001)。冷凍アブレーション群で、手技・バルーンシステム関連の重篤な有害事象が2件発現した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...