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セマグルチド、NASH対象P2で寛解達成率最大6割

2020年11月26日  New England Journal of Medicine

線維化分類F1-F3の非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)患者320例を対象に、セマグルチド皮下投与の有効性および安全性を第II相試験で検討した。 線維化分類F2-F3の患者230例を対象とした解析の結果、線維化の悪化がないNASH寛解達成率は、セマグルチド0.1mg群40%、0.2mg群36%、0.4mg群59%、プラセボ群17%(プラセボ群と0.4mg群の比較のP<0.001)、線維化分類改善達成率は0.4mg群43%、プラセボ群33%だった(P=0.48)。悪心発生率はセマグルチド0.4mg群42%、プラセボ群11%、便秘は22%、12%、嘔吐は15%、2%だった。悪性新生物の発生率はセマグルチド群1%、プラセボ群0%、全新生物発生率は15%、8%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...