重度喫煙歴＋早発閉経が腹部大動脈瘤の危険因子

女性の健康イニシアチブ研究に参加したメディケアパートAまたはB出来高払い方式受給者10万1119例を対象に、早発月経・早発閉経と腹部大動脈瘤（AAA）リスクの関連、喫煙の影響を検討。参加者の平均年齢は63歳、追跡調査期間中央値11.3年だった。 早発閉経女性は過体重、黒人、20箱・年以上の喫煙者、心血管疾患既往、高血圧、早発月経の傾向にあった。早発閉経でAAAリスクが上昇したが（ハザード比1.37）、人口統計学的特性と心血管疾患危険因子で調整した後、関連は有意ではなくなった。20箱・年以上の喫煙歴がある女性1万9286例のうち2148例（11.1％）に早発閉経が見られ、あらゆるモデルでAAAリスクがさらに上昇した（同1.63）。早発月経にAAAリスクとの関連は見られなかった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこち...