前立腺閉塞LUTSの手術4種、5年再手術率は開創術が低い

ドイツで良性前立腺閉塞症による下部尿路症状（LUTS）がある男性患者4万3041例を対象に、光選択的前立腺蒸散術、レーザー前立腺核出術、開創単純前立腺摘出術の再手術率を経尿道的前立腺切除術と比較した。 5年間追跡の結果、経尿道的切除術と比べると、光選択的蒸散術は再手術のハザードが高く（ハザード比1.31、95％CI 1.17-1.46、P＜0.001）、開創単純前立腺摘出術はハザードが低く（同 0.43、0.37-0.50、P＜0.001）、レーザー前立腺核出術は有意差がなかった（同 0.84、95％CI 0.66-1.08、P＝0.2）。この傾向は、LUTS再発による再手術で明らかだった（経尿道的切除術に対するハザード比：光選択的蒸散術1.52、1.35-1.72、P＜0.001、開創単純前立腺摘出術0.38、0.31-0.46、P＜0.001、レーザー前立腺核出術0.84、0.63-1.14、P＝0.3）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カ...